BRAVE 〜 一部昇格にかける思い 〜 TR 奥場紗那
まず始めに、OB・OGの皆様並びに保護者の皆様、そして大経ラクロス部の関係者の皆様、いつも弊部を応援していただきありがとうございます。
3回生TRの奥場紗那です。
初めてのブログなのでまとまりのない文章になると思いますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。
いきなりですが、私はまだ部活を辞めたいと思ったことがありません。
先輩達が引退するときには大体の方が「辞めようと思ったことがある」と言っているような気がします。
これから先も絶対にないとは言い切れないですが、私がここまで辞めたいとすら思わずにラクロス部の一員として続けてこられたのは、何より周りの人に恵まれているからだと感じます。
何でも話せて真剣に向き合ってくれる同期、自分から絡みに行くのが苦手な私にも優しく話しかけてくださる先輩、年下とは思えないくらいしっかりしていて頼りがいのある後輩。
そして、大経ラクロス部以外にも仕事があるにも関わらず週に何度も顔を出してくださるコーチ・TRの方々。引退しても試合の応援に来てくださるOB・OGの方々。
ラクロス部は私にとって本当に居心地のいい場所です。
私が周りの人に恵まれていると感じるのは大経だけに留まりません。
審判として関わってくださる他大の方々もです。
派遣に行くと私の緊張や不安も吹き飛ばしてくれるくらい励ましてくださるし、練習中に疑問に思ったプレーの動画をLINEで送ると丁寧に返してくださいます。
本当に感謝しかないです。ありがとうございます。
私は1回生の2月に審判資格を取得し、審判員としての活動が始まりました。
正直、審判やりたい!という気持ちは特に無かったです。
スタッフ全員が審判試験を受けるから私も“やらされている”という感覚でした。
審判試験の直前に私はコロナに感染し、10日間の自宅療養を強いられました。
毎日暇で特にすることもなく、なんとなく審判の勉強をしていたら思いのほか合格してしまい、チームにたった1人の資格保有者になってしまいました。
資格を取得してから1年以上が経ちますが、チームに何か与えられているのかと言われると何も出てきません。
審判をしていてファウルが取れなかったりすると、「今のファウルやろ!」などと不満の声が聞こえます。
その度に
「そんなん言うなら自分らで審判やればいいのに」
「審判やってから言えばいいのに」
正直そう思います。
もちろん私が悪いのですが、自分の知識と経験の少なさに毎回落ち込んでしまいます。
他のスタッフと差をつけられることと言えば私には審判しかないのに、自信を持ってできないことが悔しいし申し訳なく思います。
今のチームでいられるのもあと少ししかないですが、ルールの面からもチームを支えていけるように私自身もっともっとパワーアップしたいと思います。
審判の話がメインになってしまいましたが、TRのことについても書こうと思います。
今のチームには4回生スタッフがいません。去年の先輩達が引退してから、やることが一気に増えました。
まだまだ未熟な私達3回生にとっては荷が重く、手の回っていない部分もあると思います。
今までどれだけ先輩に頼りきっていたのかが丸出しになっているなと感じています。
去年の入れ替え戦前、先輩がTRのグループLINEで熱い想いを語ってくださいました。
その中に、
「あともう1年あればもっとなんかできた」
こんな言葉がありました。
私達3回生にはあと1年、まだ1年残っています。
先輩と同じ悔しい思いを繰り返さないよう、一部昇格のためにTRとして最善を尽くしていこうと思います。
TRはもちろん、スタッフみんなが私の仲間でありライバルです。
スタッフの中で誰よりも選手から1番必要とされるTRになってみせます。
私達スタッフは試合中にグラウンドを走り回ることはできないし、点を取ることも、セーブすることもできません。
でも私は、ベンチに入ってスタッフも選手と一緒に1つ1つのプレーに集中・注目して感情を共有するあの瞬間が好きです。
試合前になるとドキドキしますが、そのドキドキさえも楽しいと最近思えるようになりました。
残りのリーグ戦後半もみんなで1つになって絶対に一部昇格しましょう!!
そして、みんなで飛び跳ねて嬉し涙を流しましょう!
次は、周りがよく見えてしっかりしているけどたまにお茶目な一面も見せてくれる2回生のみゆちゃんです!