BRAVE〜一部昇格にかける思い〜 #32 都築利忠

 

一部昇格の目標

はじめに、保護者の皆様、ならびにOB・OG、関係者の皆様、平素より大阪経済大学男子ラクロス部に対しましてご支援、ご声援を賜り誠にありがとうございます。

2回生  32番 都築利忠と申します。

今回初めてブログを書くこととなったのですが、一部昇格に向けた自分自身の素直な気持ちと目標を記したので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。


一部昇格に対する自分の目標は、「ただひたすらに研究すること」だった。

新チームになってからはこのことだけを常に考えていた。

ただひたすらにラクロスを研究するために審判の資格を取得したり、ゴーリーとして成長するためにインスタでラクロス専用のアカウントを作り、練習や試合の振り返りや反省点を投稿し、シャドーを撮影して自分のポジショニングを改善し、より上手くなろうという気持ちで頑張ってきた。

それでも正直、「2回生やし俺より上手いやまさんとゆうやくんがおるし、今年はリーグ戦には出れへんやろうな」という考えが自分の中にあり、半ばリーグ戦の出場を諦めている自分がいた。

 

しかし、いざリーグ戦が始まってみると、3枚目の自分が試合にわずかながら出ることができた。

実際に試合に出てみて、試合に出ることができた喜びの気持ちはあったものの、「もっと長い時間試合に出たい」、「自分が3枚目である事実が悔しい」、「もっと上手くならないと」という風に感じさせられ、いつの間にか目標は「ただひたすらに研究すること」ではなく「いち早く先輩を超えて先輩が出るはずだった試合を奪うこと」に変わった。

先輩たちが自分より上手いから今まで気付かなかったけど、この時に先輩は同じチームの一員ではあるけれど、試合の出場権を奪い合うライバルであることに気付いた。

 それを踏まえて今の一部昇格に対する自分の目標は、「とりあえず試合に出られるようにがむしゃらに頑張ること」と、「一部昇格を目指して頑張っているチームの足を引っ張るようなことはしないこと」。

はっきり言って自分にはゴーリーの才能というものが全くと言っていいほど無い。

それを自覚してしまっているからこそせめて練習量だけでも先輩を上回る必要がある。

先輩よりも多く壁当てに行き、先輩よりも多くシャドーをやり、先輩よりも多くアフターに入り、先輩よりも多くみんなのシュートを受けて、先輩よりも多くクロスを触る。

それくらいは余裕でこなせるようにならないと先輩を超えるなんて話にならない。

また、それくらいの熱量があればチームの足を引っ張るようなことはあるわけがない。

今までは自分のプレーの上達のためだけに練習を頑張ってきたが、これから一部昇格に向けて自分のためだけでなく、チームのために練習を頑張っていきたい。

その中でもゴーリーの2人の先輩は尊敬するプレーヤーだが、同じチームでも敵でありライバルであることを常に意識してラクロスに取り組んでいきたいと思う。