BRAVE〜一部昇格にかける思い〜 #10 黒川航輝
平素より多大なるご支援、ご声援をいただいておりますOBG、保護者、大経ラクロス部に関わってくださっている皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
副主将のゆうやからバトンを受け継ぎました。
4回生主将MFの黒川航輝と申します。
ブログを書くことが初めてなので文章にまとまりがないかもしれないですが、「一部昇格」について自分が思うことを書いてみようと思います。
最後まで読んでいただけますと幸いです。
まず、バトンをくれたゆうやについて書いていきたいと思います。
ゆうやとの一番最初の思い出はゆうやが使っていたシャンプーの話だったと思う。
初めて北江口の練習場で会っていきなり俺が「パンテーンのシャンプー使ってる?」とか言って、いきなりゆうやが使っていたシャンプーを当てたことがゆうやとの最初の思い出。
なんで会って間もない人に自分の使っているシャンプーと同じ匂いだったからってこんなことを聞いたんだろう。
今考えてみるとかなり変なやつ。
でもゆうやだったから大丈夫だったのかな?(笑)
そんな話から早3年が経って今ではキャプテン、副キャプテンになってチームを率いる関係になった。
ゆうやは表立って目立ったことはしないけど、俺にはできないアプローチの仕方で裏からチームを支えてくれている存在だと思う。
そして、いつも俺の火消し役をしてくれてありがとう。
引退まで迷惑かけると思うけど最後までよろしく。
前置きはさておき、ここから本題に入ろうと思います。
「一部昇格」今の自分にとってはどんな犠牲を払ってでも掴み取りたいもの。
しかし未だ大阪経済大学男子ラクロス部の歴史で一度も成し遂げだことがないもの。
この目標がどれだけ難しいことか、先輩たちの悔しい顔をずっと見てきたから俺にも分かる。
本格的に1部昇格を目指したいと思ったのは2回生の頃。
大好きだった4回生を1部に連れて行きたいと思ったから目指し始めた。
しかし、近畿大学に負けて入れ替え戦に行けないことが確定した。
このチームで一部に行けない。
本当に悔しかった。
悔しすぎて2回生のくせに大号泣したのを覚えている。
僕の心の支えだった4回生がいなくなり、俺は副主将になって新チームが始まった。
もちろんチーム目標は「一部昇格」役職者として今まで以上に責任をもって日々取り組んだ。
しかし、結果はリーグ戦1勝もする事ができず、下入れ替えに進むことになった。
正直、最後の入れ替え戦は勝ちたいという気持ちより、ここで負けてしまったらどうなるんだろうって考えが試合中もずっと頭をよぎっていた。
ハーフタイム中、いけいけムードでチームが盛り上がっている中、自分はうまく溶け込めきれず立ち尽くしていた。
そんな中でも先輩方のおかげで2部残留を果たすことができた。
試合に勝った時、すごく嬉しかった。
何よりも来年も1部を目指すことができる安心感がとても大きかった。
けど、自分の中で納得はしていなかった。
なぜなら、1年間一部昇格を目指して取り組んできたのに結果は1勝もできずに3部との入れ替え戦。
スタートラインにも立つ事ができず改めて1部との大きな壁を感じた。
そして、気がつけば最終学年。
キャプテンとして一部昇格を目指す1年が始まった。
キャプテンになってからは一部に相応しいチームはどのようなチームなのかを自分なりに考えて取り組んできた。
その中でも最も口酸っぱくみんなに言ってきたことは挨拶や人への感謝。
チーム全員が人として当たり前にできることをできるようにするために何度もみんなに注意してきた。
一部昇格に直接繋がるかと言われればそうではないかもしれないが、強いチームになるためには必要であると考えたから取り組んだ。
新チーム当初に比べれば個人としてもチームとしても今のチームは格段に成長した。
でも勝負はここから。
公立大学に一敗した。
全勝での一部昇格の夢は無くなったけど、一部昇格へのチャンスはまだまだ残されている。
俺たちの弱さは明確。
詰めの甘さ。
そこさえ改善できればもっともっと強いチームになれる。
嫌なことから目を背けるな。
困難な課題にも果敢にチャレンジできる人間になれ。
失敗したっていい。
その失敗が必ず身を結ぶ。
俺は皆んなを信じている。
去年の入れ替え戦での感動を今年は一部昇格を果たして感じよう。
「BRAVE」
長くなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございました。
改めて大経ラクロス部に携わってくださる全ての方々に御礼申し上げます。
最後まで応援の程よろしくお願い致します。