BRAVE〜一部昇格にかける思い〜 #6 森本英利
3回生MF森本英利です。
同じ3回生の西岡からバトンを受け取り、「1部昇格への思い」を綴ります。
まずはじめに、私がラクロス部に入部した理由は都合が良かったからです。
元からスポーツは好きだったため大学になっても体は動かしたいとは思っていました。
楽しく汗を流せて、他の大学生と同じようにバイトができて、就活時の話のネタにできて、大学生活を共に過ごす友達が作れればどの部活・サークルでも良いと考えていました。
そして不純な動機ではありますが、入学から2ヶ月後の6月に私のラクロス部生活が始まりました。
入部当初はよく遅刻し、前日夜遅くまで遊んで嘘ついて休み、練習に出てもただメニューをこなすだけ。
モチベーションもあまり無く、同回生メンバーと過ごす時間が楽しいだけでした。
こうしてなんとなく過ごしていると、サマー当日はあっという間に訪れました。
私にとってこのサマーは想像以上に楽しい試合となりました。
同じ時期に先輩方のリーグ戦も観戦し、複雑に動き回る6on6とネットに突き刺さるショットの速さにはとても興奮しました。
けれどこの興奮によるモチベーションもあまり続かず、結局ダラダラした練習を続けていました。
それに加え、相変わらず練習は当たり前のように遅刻してくるような、やる気の感じられないこんな私たちでしたが、育成担当の先輩方はずっと真摯に向き合ってくれました。
特にサトシさんとクロさんにはとても感謝しています。
しかし、ウィンターでも不甲斐ない試合をしてしまい、育成に携わってくださった先輩方にはとても申し訳ない結果となってしまいました。
そして、冬オフを挟み、新チームとして始動してからは先輩の人数が多くないため、練習試合からたくさんの出場機会を頂いたことで少し責任感も生まれました。
それでも、初めてのリーグ戦は押しつぶされるほどのプレッシャーと緊張感の中、思うようなプレーができず、たくさんの迷惑をかけ、課題は大量に見つかりました。
シーズン中にはあまり課題を克服できず、個人としては悔しいシーズンとなりました。
チームとしては最下位で降格戦を行う結果となったものの、最後の最後に最上回生の意地を間近で見て胸が痺れました。
この試合では先輩から引退前の最後の贈り物を頂いたと思っています。
これが何かとは言葉で表せませんが、チームとして数段階レベルアップできたことは間違いありません。
そして、この入れ替え戦ほど楽しかった試合は今のところありません。
今年はこの先輩方の思いを次いで1部昇格のための練習を行い、スタッフ・選手・コーチ全員で1部昇格を掴めるよう、やる気のあまり無かった1回生の頃とは見違え本気で私生活からラクロスのために時間を使ってきました。
やることをやってきたからこそ、今年こそは本気で1部昇格したいという強い思いがあります。
たくさんお世話になった先輩の代で1部に行く手助けをできる限りしたいという思いもあります。
そしてなにより、誰よりも1部に行くために努力してきた主将のために最後まで走りきる覚悟があります。
ウィンターでは返せなかった恩を結果で返すため、残りの試合を最後まで泥臭くプレーして走りきり、去年の入れ替え戦よりも記憶に残る楽しいシーズンにしたいと思います。
応援よろしくお願いします。
感情のままに書いたため、まとまりのある文章ではありませんが最後まで読んで頂きありがとうございます。